昔の相続と現代の相続

昔の相続と現代の相続は違っています。
ですので昔の知識のまま、相続を考えてはいけないのです。
時代は移り変わっています。
相続もまた、形が変わっていることを理解しておかなければなりません。

昔は家督相続でした。
家督相続とは、後継ぎがすべてを相続するという相続の方法なのです。
つまり、その家の長男が新しく家長となり、全ての相続を引き受けることになるのです。
家督相続は、現在の遺産相続とは違っているのです。
家督相続は、家長となる長男以外の子供たちは相続を受けることはできませんでしたし、配偶者も同様に相続を受けることはできませんでした。

親や兄弟も相続を受けることはできません。
しかし現在の相続は、まず第一配偶者が受けることができるようになっていますし、子供にも分割で与えられるようになっています。
家長となる人だけがすべての相続を受け継ぐとなると、妬みを買ってしまい事件になってしまうようなことだってあります。
子供たちに相続が分割されることで、そのようなトラブルを回避することができています。
子供たちが平等に扱われるようになっているのです。

現在の相続制度はどのようになっているのでしょうか。
現在の遺産相続制度は、配偶者が一番沢山もらえるようになっています。
配偶者は、相続の2分の1をもらえると決まっています。
そして子供達には、そこから分割して与えられるようになっています。
子供が1人の場合には2分の1の相続を受け取ることができますが、子供が沢山いるような場合にはそれだけ細分されます。

それがトラブルの元になってしまうようなこともあり、相続トラブルを避けることは難しい問題なのかもしれません。
法律で遺産相続制度ができてからは、長男しか相続を受け取れない家督相続制度は廃止されて、それを実施することはできなくなっています。
男女平等だと言われている今の時代だからこそ、女性であっても長男と同様に相続を受け取ることができます。

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